『KANO 1931海の向こうの甲子園』トリビア KANOファン必見!!撮影の裏話を公開!

試合中に歌われる「小鳥さん」

劇中で歌われる「小鳥さん」、不思議に感じられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最初は近藤監督も「試合中に歌なんか歌うな!」と一喝しますが、甲子園での決勝戦では呉明捷投手を励ます為に、「おい、お前たち、あの歌を歌え」と言います。
馬志翔(マー・ジーシアン)監督に聞いたのですが、実は、台湾では少年野球から大学野球まで、試合中に選手たちが歌を歌うのだそうです。それは流行歌ではなく、それぞれのチームに伝承するオリジナルソングが多いとか。現在大学野球の選手である曹佑寧(ツァオ・ヨウニン)も、歌っているのだそうです。
そこで、この「小鳥さん」を馬監督が作詞、主題歌を歌っている一人のスミンが曲をつけ、昨年の金馬奨でもオリジナル楽曲賞にノミネートされました。 台湾の野球の歴史や文化を表している「小鳥さん」は、発売中の「KANOオリジナルサウンドトラック」に収録されています。
http://www.sonymusic.co.jp/ilist/soundtrack/ESCP-6

主題歌「風になって~勇者的浪漫~」は
4バージョンある!

既に映画をご覧になった皆さんはエンドロールで主題歌「風になって~勇者的浪漫~」をお聞きになったと思いますが、この曲は日本と台湾あわせて4バージョンあります。映画のエンドロールで流れるのは、 中孝介、Rake、范逸臣(ファン・イーチェン)、Suming舒米恩(スミン)、羅美玲(ルオ・メイリン)の日台コラボ。台湾では、サントラに収録されています。日本はこの映画バージョンが、Rake feat.中孝介、Only Rake Ver.と共に3バージョンの収録。
そしてさらに台湾では羅美玲(ルオ・メイリン)の中国語ソロバージョンが彼女のアルバム「Mei-Ling With You」に収録されていて、しかも魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)プロデューサー、馬志翔(マー・ジーシアン)監督、そして選手役の張弘邑(チャン・ホンイー)、謝竣晟(シエ・ジュンション)、謝竣倢(シエ・ジュンジエ)、陳勁宏(チェン・ジンホン)、鄭秉宏(チェン・ビンホン)、鍾硯誠(ジョン・ヤンチェン)、周俊豪(チョウ・ジュンハオ)に加えて女優の孫睿(スン・ルイ)、葉星辰(イエ・シンチェン)の計12名が大合唱に参加しています。

主題歌「風になって~勇者的浪漫~」は4バージョンある!

写真提供:大聲音樂國際

主題歌「風になって~勇者的浪漫~」のコーラスに参加した
魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)プロデューサーと
馬志翔(マー・ジーシアン)監督のコメント

魏徳聖「すごいよ。これはきっとカラオケでもヒットするね。映画のコラボバージョンはもちろん良いけど、歌手達はプロだから一緒に歌って凄いのは当たり前。でも『海角七号』のようにみんなで合唱して楽しめる曲としても売れる歌だよ。スタジオの中でのレコーディングの時はマイクが目の前にあるからとても緊張したし、サントラの時のように"ラララ"だけではなく今回は歌詞もあったからたいへんだった。」
馬「『勇者的浪漫』はもともと異なる3民族が一緒に歌っていて、明るさや強さが表れているけど、羅美玲(ルオ・メイリン)のソロバージョンは優しさにあふれて、女性の角度から野球にかけた熱い思いや夢を印象強く感じる。そして、コラボバージョンと違って羅美玲の雰囲気がとてもよく出ていると思う。」

主題歌「風になって~勇者的浪漫~」のコーラスに参加した魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)プロデューサーと馬志翔(マー・ジーシアン)監督のコメント

写真提供:大聲音樂國際

主題歌「風になって~勇者的浪漫~」の最後のフレーズ

映画のエンドロールで流れる、 中孝介、Rake、范逸臣(ファン・イーチェン)、Suming舒米恩(スミン)、羅美玲(ルオ・メイリン)の日台コラボバージョンの最後のフレーズに「あれ?」と思われた方もいらっしゃると思います。「アイアー アイアー オーアイアー」と聞こえる部分、これは原住民音楽でよく使われるフレーズ(特に意味はないかけ声のようなもの)で、日本語から中国語と歌いつなぎ、最後にこの原住民音楽フレーズが加わることで音楽も三民族が一体となるわけです。
これは最初から決まっていたわけではなく、レコーディングの時に思いついて加えたということです。

主題歌「風になって~勇者的浪漫~」の最後のフレーズ